この講座は、Thuli 骨盤用ポータブルドロップを使用して、主に腰部のトムソンテクニック施術習得を目指す、入門・初学者レベル向けのコースです。
ポータブルドロップの施術補助としてのマッサージガンの活用方法や、施術効果を長持ちさせるテーピングテクニックを合わせて学び、限られたリソースのなかで十分な効果が見込めるコンパクト施術法を習得します。
直接的な施術にとどまらず、セルフケア指導を通じた効果の維持や、クライアントとのコミュニケーション方法なども収録しています。
近年カイロプラクティックにとどまらず、整体治療院や鍼灸整骨院などでのトムソンベッド導入が増えています。 と同時に、かねてより「トムソンテクニックを学ぶ機会がない」というお声をよく耳にすることがあります。
またトムソンベッドの導入に興味があっても、運用方法が分からないため導入を見送られた方もいると思います。
江崎器械オンラインカイロプラクティックアカデミーでは、トムソンテクニックの基礎的な理解を深めることで、より幅広い症状に対処する方法が得られたり、自信を持って自費診療メニューを導入できたりと、新たな展開のきっかけをつかむチャンスとなるコースが用意されています。
講義の内容
SECTION1 はじめに~四肢アジャストのメリット
- はじめに・使用器具の紹介 (15:17)
SECTION2 骨盤のアジャストメントの前に・大腰筋の調整・梨状筋の調整
- 骨盤のアジャストメントの前にて(10:08)
- 大腰筋の調整(21:17)
- 梨状筋の調整(13:43)
SECTION3 骨盤のアジャストメント(ポータブルドロップD)
- 骨盤のアジャストメント(7:02)
- ポータブルドロップ 施術実技(7:16)
- 骨盤のアジャストメント追加テクニック – AS腸骨(8:59)
SECTION4 アジャストメント後(テーピング テクニック)
- アジャストメント後 – テーピング テクニック(12:34)
SECTION5 施術の流れ(実践編#1)
- 施術の流れ – 実践編#1(25:43)
SECTION6 セルフケア
- セルフケア(9:02)
SECTION7 施術の流れ(#2)
- 施術の流れ – 実践編#2(22:50)
SECTION8 質疑応答・講義のまとめ
- 質疑応答・講義のまとめ(12:17)
使用器具の紹介

Thuli ポータブルドロップD 骨盤・腰椎用
腰椎・骨盤部のアジャストメントに使用する、トムソンテクニック用ポータブルドロップピース。
サイズ(約): L515×W310×H100mm
テンション調節ツマミを回し、レバーを引き上げればドロップセットが完了します。
※施術時には、必ず施術前にテンションを調節してからご使用下さい。

Thuli ポータブルドロップB 四肢用
手関節、足関節のアジャストに使用します。
サイズ(約): L210×W145×H65mm
米国 THULI TABLES 社
調節つまみにてテンションの調節が可能

LLOYD テーブルボード
柔らかいベッドやテーブルの上で、ポータブルドロップなどを使用する際に安定を保ったり、ドロップの沈み込みなどを抑えられます。
サイズ(約) : L500×W410×H40mm
講師情報

今増 心堂 先生
カイロプラクティックオフィス Karakahl 院長
神戸カイロプラクティック研究会(KCSG)代表
・2008年 日本カイロプラクティックドクター専門学院 直営店に入店、その後院長として活躍。
・2013年10月 独立しカイロプラクティックオフィスKarakahl開院。
日本カイロプラクティックドクター専門学院 運動学、整形外科学講師。現在はこうべカイロプラクティック研究会(KCSG)代表として精力的に後進の指導に当たる。
ドロップテーブルでのアジャスト実績は、約38000人。月に6回ほど、トムソン・ドロップテクニックに関するセミナーを開催している。